岐阜・大垣の「ご当地グルメ」をシステムの画面名にしたら? ~要件定義の妄想~
岐阜・大垣のご当地グルメをシステム画面名に例える妄想ネタから、要件定義・画面設計で本当に大事なポイントをHEAVLISHが解説します。

目次
岐阜県大垣市のIT企業HEAVLISHです。今回はちょっと一風変わったネタです。「もし要件定義のときに、システムの画面名を岐阜・大垣のご当地グルメで命名したら?」という妄想を入り口に、画面設計・要件定義で本当に大切なことまでつなげてまとめました。実際の開発では読みやすさ・分かりやすさを優先しますが、地域愛とシステム構築をかけ合わせた発想としてお楽しみください。
ログイン画面 = 「にゅうめん」
岐阜の郷土料理・にゅうめんは、温かいうどんが「すっと」入ってくるイメージ。システムでも、IDとパスワードを入れたらすっとログインしてほしいですよね。
要件定義での本音ポイントは次です。
- 誰がログインするのか(社員/店舗スタッフ/管理者)
- パスワード忘れ時の復旧手順はあるか
- 権限によって見える画面が違うか
「入れる」だけでなく、「入れたあと迷わない」ところまでがログイン設計です。
ダッシュボード = 「大垣ラーメン」
大垣といえば大垣ラーメン。具だくさんで、いろいろ乗っています。ダッシュボードも、売上・在庫・予定・お知らせなどいろいろな情報が一覧で載っている画面です。
ただし具だくさんすぎると、何を見ればいいか分からなくなります。実務では次を決めます。
- 朝イチで見る数値は何か(今日の予約、未対応件数など)
- 毎日見るもの/週1で足りるもの
- アラート(在庫切れ、期限切れ)をどこまで目立たせるか
「全部載せる」より「今日やるべきことが分かる」ダッシュボードの方が現場に定着します。
エラー画面 = 「水まんじゅうを落とした瞬間」
岐阜の名菓・水まんじゅうは、つるんとしていて落としそうで冷や冷やします。システムでエラーが出たときの冷や冷や感に近いです。
本番ではジョークより、次が重要です。
- 何が起きたかを平易な日本語で伝える
- 次に何をすればよいか(再試行、問い合わせ、保存データの有無)
- 担当者に届くログ・通知があるか
エラーは「失敗の表示」ではなく「復旧の案内」です。
マスタ登録画面 = 「朴葉味噌」
朴葉味噌は、朴の葉の上に味噌と具を乗せて焼く「土台に乗せる」イメージ。マスタ登録画面は、商品・顧客・担当者などの基礎データを乗せて管理する画面です。
要件定義では、項目の増減より先に次を固めます。
- 必須項目は何か(後から変更しにくいもの)
- 重複登録をどう防ぐか(顧客名・電話など)
- 誰が登録・修正・削除できるか
土台(マスタ)が揺れると、帳票・集計・検索のすべてが揺れます。
検索・一覧画面 = 「栗きんとんの包み分け」
中津川名物の栗きんとんは、一つひとつ丁寧に包まれています。一覧画面も、件数が多いほど「どう包んで見せるか」が重要です。
- よく使う検索条件は何か
- 並び順の初期値は何か(新しい順/期限近い順)
- スマホでも一覧を操作するか
現場が毎日触る画面ほど、見た目より「探す速さ」が成果になります。
帳票・出力画面 = 「富有柿の出荷」
岐阜の特産・富有柿は、出荷のタイミングと品質管理が大切です。帳票も「出せる」だけでなく、いつ・誰に・どの形式で出すかが要件になります。
- PDF/CSV/印刷のどれが必要か
- 社外提出用と社内確認用でレイアウトが違うか
- 個人情報のマスキングは必要か
通知・リマインド = 「金魚すくいのタイミング」
大垣まつりなどでおなじみの金魚すくいは、タイミングを逃すとすくえません。システム通知も同じで、早すぎても遅すぎても効果が落ちます。
- 予約日前日に送るか、当日朝か
- メール/SMS/アプリ内のどれか
- 通知過多で無視されない設計か
ログアウト = 「揖斐川ダム見学の帰り」
大垣に近い揖斐川町には揖斐川ダムがあります。見学の「帰り」=システムから「お帰り」。冗談の画面名は使えなくても、「セッション切れ後に作業内容が消えないか」「共用PCでログアウトしやすいか」は本番でも必ず確認します。
妄想から学ぶ、要件定義の本音
ご当地ネームは使えなくても、次の問いはそのまま実務で使えます。
- その画面の主役ユーザーは誰か
- 成功した状態は何か(何ができれば終わりか)
- 失敗したとき、次の一手はあるか
- 毎日使うか、たまに使うか
- スマホでも使うか
この5つが曖昧なまま開発に入ると、後から画面が増え、改修費がかさみます。逆にここが固まっていると、見積もりもスケジュールも安定します。
画面名の付け方の実務ルール
ご当地ネームは楽しいですが、本番では次のルールが無難です。
- 役割が分かる(例:顧客一覧、予約登録、在庫調整)
- 現場の呼び方に近い(社内で「カルテ」と呼ぶなら、無理に「顧客詳細」だけにしない)
- 短く、重複しない(「管理」「確認」の乱発を避ける)
- 権限違いで名前を変えすぎない(同じ画面なのに別名だと教育コストが増える)
画面名は、マニュアル・研修・問い合わせ対応の共通言語になります。最初に辞書(用語集)を1枚作っておくと、後工程が楽です。
要件定義ミーティングで聞くべき質問例
- 今はExcel/紙/既存ツールのどれで回していますか?
- 一番時間がかかっている作業は何ですか?
- ミスが起きやすいポイントはどこですか?
- スマホで使う場面はありますか?
- 外部(お客様・協力会社)に見せる画面はありますか?
- 帳票は法令・取引先フォーマットの指定がありますか?
- 導入後、社内の誰がメンテナンスしますか?
この質問に答えられる状態になると、画面一覧は自然に浮かび上がります。「機能をたくさん盛る」前に、「現場の一日」を言語化することが近道です。
小さく始めて育てるシステムのすすめ
最初から全機能を作ると、予算も期間も膨らみます。HEAVLISHでは、次のような段階導入もご提案します。
- 第1段階:顧客/案件の登録と一覧、基本検索
- 第2段階:予約・ステータス・担当割り当て
- 第3段階:集計、通知、外部連携
現場で使われてから足す機能は、机上の要望より精度が高いです。ご当地ネタで盛り上がったあとでも、最後は「今日の業務が楽になるか」で優先順位を決めましょう。
本気のシステム構築は、岐阜県大垣市のHEAVLISHへ
以上、ご当地グルメをシステムの画面名に例える「妄想」から、要件定義の実務ポイントまででした。実際の業務システムやアプリでは、誰が読んでも分かる名前・運用しやすい設計が大切です。
岐阜県大垣市のHEAVLISHでは、顧客管理・在庫管理・入退室管理など業務に合わせたシステム構築や、iOS・Androidアプリ開発を手がけています。要件定義から丁寧にヒアリングし、使いやすい画面設計でご提案します。
本気でシステム構築・アプリ開発をお考えの方は、お気軽にご相談ください。初回相談は無料です。